2021-03-22 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
現行の制度では政府はこの備蓄米以外には米を買い入れることができず、毎年二十一万トン程度買い入れ、百万トン程度を適正な備蓄水準にしているということなんです。 農林水産省はこれまで学校給食に備蓄米を無償交付して御飯食の拡大を支援してきたと先ほどの河野議員の御発言にもありましたが、配付資料を見ていただきたいんです。今日、一枚用意しました。
現行の制度では政府はこの備蓄米以外には米を買い入れることができず、毎年二十一万トン程度買い入れ、百万トン程度を適正な備蓄水準にしているということなんです。 農林水産省はこれまで学校給食に備蓄米を無償交付して御飯食の拡大を支援してきたと先ほどの河野議員の御発言にもありましたが、配付資料を見ていただきたいんです。今日、一枚用意しました。
こうした中で、政府備蓄米については、現在、適正備蓄水準を百万トン程度といたしまして運営しております。通常の場合、五年持ち越し米となった段階で飼料用等として売却をしております。
それで、もう一つの備蓄のお話ですけれども、まず、備蓄については、例えば農林水産省のホームページにおきまして、米や小麦等の備蓄水準やその考え方について解説を行っているということをやっております。
今御指摘ございましたように、その適正備蓄水準は百万トン程度として運営しているところでございます。 その具体的な運営に当たりましては、平時におきましては、主食用米の需給及び価格へ影響を及ぼさないようにするために、一定期間の備蓄後に飼料用、海外援助などの非主食用途に販売する、いわゆる棚上げ備蓄制度という形で運営しているところでございます。
また、現行百万トン程度の適正備蓄水準もそのまま維持した上で、国別枠の輸入量相当の国産米を政府が追加的に備蓄米として買い入れることとし、その際、保管年数をそれに応じて短縮するというふうに考えております。
今回の政府備蓄米の運営の見直しは、このような棚上げ備蓄の基本的な枠組みを維持した上で、現行百万トン程度の適正備蓄水準の下で国別枠輸入相当量の国産米を政府が追加的に備蓄米として買入れすることとしておりまして、保管年数はそれに応じて短縮するものでございます。
今回の政府備蓄米の運営の見直しは、政府備蓄制度の目的等の基本的な枠組みは維持した上で、適正備蓄水準のもとで国別枠輸入相当の国産米を政府が追加的に備蓄米として買い入れることとして、保管年数はそれに応じて決まってくるのではないかというふうに考えます。
また、国の備蓄の運営に当たりましては、国の米の買い入れ、売り渡しが市場に影響を与えないよう、平成二十三年以降、いわゆる備蓄方式の中で収穫の前に買い入れを行うことにしておりまして、二十六年産米は買い入れ契約済みであること、また、平成二十七年六月末の備蓄水準は九十一から九十九万トンと見込まれておりまして、適正備蓄水準である百万トンまですき間がないことからも、本年の出来秋に市場からの買い入れは困難であると
国の方でも、今までのいろいろな、さまざまな議論の中で備蓄水準を今の状態に決めているということは、もちろん私も理解しておりますので、何だというわけではないんですけれども、やはりいろいろなことが起こって、災害も起こりました。そんな中で、この備蓄量について、もう一度適正な水準というのを考えてみる、検討してみる価値というのも出てきたんじゃないかなというふうに思っております。
そういう中で、昨年の七月及び八月に開催された食料・農業・農村政策審議会食糧部会におきまして、備蓄水準については現行の備蓄水準百万トンを維持すべきだというような考え方が、そういう意見が大宗であったというようなことも踏まえて、今日、百万トンというようなことを出しておるところでございます。
○冨士公述人 備蓄数量についてはいろいろ議論があるところでありますが、これまでは回転備蓄という形で、一年、古米以上になったものを、需給状況を踏まえまして主食に放出していくという仕組みの中で、百万トン程度という備蓄水準量でありましたけれども、これからは、不測の事態に備えて棚上げ備蓄をしておくという形で、不測の事態がない限りは主食用には放出しないということでありますので、百万トンという水準が、今回の政府
それがあってなお三百万トンというお話をされているんですから、当然、その研究会で百万トンという備蓄水準がある、そういうものを承知の上で政策としてお出しになった。ですから、その三百万という数字は、やはり農家の方も、何かあったときに、ああ、今百万トンのところから棚上げ備蓄で二百万トンのすき間が出てくる、こう思ったと思いますよ、私は。
そういう中で、現行の百万トンというようなことにつきましては、前国会で赤松前大臣からもお答えしたとおりでございまして、いわば現行の百万トンという備蓄水準というものが、食料・農業・農村政策審議会の食糧部会においても意見としてはこれが大宗である、こういうふうなことを受けて赤松大臣としてもそういう判断に立たれたと思っておりまして、私どももそれを踏襲しておる、こういうことであります。
というふうなものを入れますと百七十七万トン、こういうふうな考え方になるわけでございまして、そういう意味では、確かに、インデックスというようなところに書かれた二〇〇七年の三百万備蓄というふうなところの記述とはかなり違うんじゃないか、こういうふうな御指摘でありますけれども、私どもといたしましては、重ねて申し上げますけれども、今日の状況では、平成十三年度のいわゆる百万トン程度というふうなところが一つの備蓄水準
適正備蓄水準を念頭に置けば、ある程度の政府買い入れが行える状況にあるということでございます。 このような状況も考慮いたしまして、二十年産米におけます集荷円滑化対策の区分出荷米につきましては、政府で買い入れるということとしたところでございます。
現在のところ、穀物などの主要な供給国からの輸入について量的な確保に支障を来す見通しはありませんことから直ちにこの備蓄水準を引き上げる状況にはないと考えておりますけれども、食料の需給や価格の動向の収集、分析をこれまで以上に強化をいたしまして、今年度から農林水産省本省官房に食料安全保障課というものを新設いたしまして、そこで集中的に情報を収集、分析をするという体制を整えたところでありまして、今後の動向をよく
消費者、実需者の安定的な食料の供給を確保するという点で言いますと、主食である米とか、多くを輸入に依存している小麦、大豆、飼料穀物というものについての備蓄水準をどう定めるかということが非常に大事な問題だと思っております。
また、政府の国産米在庫につきましても、既に適正備蓄水準でございます百万トンというふうになっております。二十年産米での在庫の積み増しは行えない、こういう状況にあるといったことも考慮しなければいけないというふうに考えております。
こちらも百万トンの適正備蓄水準との間の言わばすき間がありまして、三十四万トンができるということはございました。しかし、それで止まるとは私自身責任者としても本当に不安でしたよ。分かりませんでした。
○政府参考人(町田勝弘君) 十九年産の政府買入れの考え方でございますが、十九年六月末に七十七万トンであった政府備蓄水準を二十年六月末に適正水準である百万トンに積み増すというものでございます。したがいまして、在庫積み増しは百万トンからこの七十七万トン差し引きました二十三万トンということになります。この分が市場から隔離をされるわけでございます。
しかしながら、こういうことで、直ちにこの備蓄水準を引き上げるという状況にはないというふうに考えておりますが、今後とも食料の需給や価格の動向をきちっと注視してまいりたいというふうに考えております。
このような価格の大幅下落を確実に歯止めを掛けなければならないということで米の緊急対策を決定したわけでありまして、委員がお話しいただきましたように、政府が備蓄運営の限界であります適正備蓄水準まで在庫は積み増すということにしまして三十四万トンを買い入れる。と同時に、二十年産米について、需給の均衡がしっかり図れるように対策を進めると。